キルギス共和国の国家経済犯罪撲滅局は、基準を遥かに超える約7メガワットの電力を消費する大規模な違法マイニングファームを発見した。

2019年7月17日に当局の公式サイトで公表された。発見された違法マイニングファームはソフトウェアの開発や販売を行うコンピューターラボという名目で登記されており、キルギス人と中国人の2名で運用されていた。

捜査では8,000台以上のマイニングマシンが押収されたとされ、マイニングファーム全体で毎月1300〜1400万ソム(約20億円)分の電力を消費していたとされる。消費電力として約7メガワットにも上るその規模は、いくつかの都市部で消費される電力に匹敵するという。電力供給はマイニングファーム所有者の一人であったキルギス人を通じて行われていた。

2018年に運用が開始されてから、マイニングファームの法人は2100万ソム(約3200万円以上)の利益を上げていたが、財務省には税金を払っていなかったという。マイニングファーム所有者は脱税、関税回避およびマネーロンダリングなど複数の罪の疑いで捜査されている。

キルギス共和国の国家経済犯罪撲滅局が発表した公式文書では、暗号通貨マイニングだけでなく暗号通貨自体に対しても否定的なスタンスを示している。

「暗号通貨の発行および流通は、国の金銭的および財政的規制、予算上の規制、公共の秩序の確保および国家安全保障の観点から国内に悪影響を及ぼす。暗号通貨が発行され流通してしまうと、通貨発行が分散化され、お金が貯蓄や流通のツールとして稼働しなくなり、送金管理も出来ない。国内通貨が弱ってしまう恐れもある。」

また国家経済犯罪撲滅局は現在、問題のマイニングファームの法人登記に関わってしまった国の組織に対し厳密な立入検査を行っているという。

ソ ー ス: http://finpol.gov.kg/ru/news/gsbep-vyyavlen-mnogomillionnyy-ushcherb-ot-nezakonnyh-deystviy-mayning-fermy