2019年7月16日、台湾初となる暗号通貨販売所「MaiCoin」の実店舗が正式にオープンした。

MaiCoinは、2014年にAlex Liu氏によって設立された台湾最初の暗号通貨販売所である。2018年には、MAX(MaiCoin  Asset Exchange)という取引所を設立、2018年末にはMAXの独自トークン「MAXトークン」を発行している。

実店舗を設ける大きな利点の一つとして、対面型の相談サービスによる口座開設の支援、ブロックチェーン技術の知識や基礎理論、通貨の動向、ハードウェアウォレットに関して顧客と交流するためのセミナーを実施することが可能となる。

実店舗の広さは250坪ぐらいだという。ただセキュリティ・トークン・オファリング(STO)を独占しようという決心の表れか、金融監督管理委員会(金管会)からは近い。

また、店舗の3階部分には、出資や支援を行うことにより、事業共創を目的とする「AMISブースターアクセラレータプログラム」を行えるようになっている。これにより台湾の暗号通貨スタートアップ企業と共同プロジェクトを進め、フィンテック企業を育成する目的だ。

事業責任者によると、アクセラレータプログラムは単純なものではなく、スタートアップ企業がプログラムによって経営アドバイス、資金調達といったインキュベートされた後、高度な技術サポートや更なる資金調達のための「第2段階の推進力(ブースター)」であると述べた。

MaiCoin代表によると、現在台湾のユーザーはVIP対応のシステムやサービス、取引限度額の引き上げやOTC(相対取引)による大量取引ができるサービスを必要としているという。

暗号通貨市場が活発になり、OTC注文が増加してきていることからVIP対応システムの検討も進めているという。

またMaiCoinによると、金融機関レベルのデジタル資産管理およびOTC取引カウンターを含む機関投資家向けセールス業務も開発中だという。台湾には富裕層の顧客が多く、機関投資家向け市場も十分に可能性があり、台湾の発展については非常に期待しているという。

台湾における機関投資家向け市場やサービスの構築のための課題は、金管会(FSC)が業務の遵守と実施に関連する規制基準を直ちに策定できるかどうかであると指摘した。

https://www.blocktempo.com/max-first-brick-and-mortar-store-opening/