2019年7月25日、米国の証券取引委員会(SEC)はブロックチェーンゲームのスタートアップである「ポケットフルオブクォーターズ(Pocketful of Quarters)」に事実上の承認となるノーアクション・レター(No-action letter)を発送した。

これは、同社が発行するクォータートークン(Quarters Token)が発行および販売可能なことを示しており、ERC-20ベースのトークンでは初めてである。

米国証券取引委員会が暗号通貨に関連してノーアクション・レターを発送するのは、ジョット機リースを手がけるスタートアップ企業「TurnKey Jet Inc.」に行って以来約4ヶ月ぶりである。

ノーアクション・レターを受け取ったことでクォータートークンは事実上、米当局から合法的な販売を認められた最初のERCベースのトークンとなった。

クォータートークンはゲームプラットフォーム内で使用可能な価格が固定されているステーブルコインだ。

ノーアクションレターでは、プレイヤーがお互いにトークンを売買・交換ができないようにするなどいくつかの条件を要求している。

現時点では、PoQだけが販売でき、他のエンティティに承認権限を付与する具体的な計画はない。また同社はKYCAMLのプロセスを通らなければならない。

一定の条件をクリアすれば発行を認めるもののSECは以下のように警告している。

「事実や状況が異なると、本部は異なる結論に達することを要求される可能性がある」

一方でノーアクション・レターは、当局の立場を表明したものであり、提示された質問、あるいは銀行法およびマネーロンダリング防止および関連フレームワークを含むその他の法律適用可能性に関する法的な結論を表すものではない。

同社は以下のように述べた。

「規制当局と対抗するものではなく協力することの重要性を強調しており、その成果が認められた」