東証1部上場の株式会社デジタルガレージ(DG)は、MITメディアラボが運営する「Space Exploration Initiative」に唯一の日本企業として協賛参画すると発表した。

「Space Exploration Initiative」は宇宙へのアクセスを民主化していくことを目的とし、無重力フライトの実験等を通じて研究開発を推進するプロジェクトだ。工作機械や、センサー、衛星、宇宙探索が身近になり、より多くの人が宇宙にアクセスできることを目指す。

DGは「Space Exploration Initiative」への参画を通じ、DG Labが推進するブロックチェーンやバイオヘルス分野へ宇宙関連テクノロジーの応用を目指すという。

MITメディアラボが2017年に開始した「Space Exploration Initiative」は、国境や文化、経済の枠組みを越えて、新たな宇宙時代のイノベーションを推進している。

これまで宇宙開発には高い参入障壁があったが、近年、ロケット打ち上げや人工衛星製造の低コスト化が進行しており、参入へのハードルは下がってきている。

 DGは「Space Exploration Initiative」の研究プロジェクトや関連イベントを通じ、DG Labが重点領域とする5分野のうち、ブロックチェーンやバイオヘルス分野にて、既に打ち上げられている衛星群をネットワーク化し、ブロックチェーンで管理するシェアリングプラットフォームの構築や、宇宙空間でのヒトの生理機能のモニタリングなど、新たなイノベーションが期待されている領域の研究開発を進める予定だという。

「現在の宇宙産業が置かれている状況は90年代前半に企業、個人、NGOが起こしたインターネットのイノベーションが、これまで想像もしなかった可能性を切り開いた時に似ている。衛星の打ち上げコストが劇的に下がり、民間企業が進出し、宇宙産業の活性化が見込まれる。MITメディアラボとデジタルガレージは共同で、宇宙産業のイノベーションを加速していく」

DG共同創業者の伊藤 穰一氏

「デジタルガレージ共同創業者の2人でアメリカ、そして日本の双方から、宇宙関連テクノロジーのイノベーションに向けた取り組みを始動する。今回、唯一の日本企業として本プロジェクトに協賛するDGは、MITメディアラボと更に連携を密にし、先の大戦経験を踏まえた宇宙の平和利用を基盤とし、日本の独自文化や得意技術領域を活かした貢献で、次の50年に向けたコンテクストを生み出していきたい。」

DG代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO林 郁氏