株式投資家として著名なビル・ミラー氏のファンドである「ミラーバリュー・パートナーズ」が2019年上半期は46%増加という好成績を残した。同氏は過去の業績や見事な投資方法が評価され、依然として投資家達から注目を集めている。

報告によると、暗号通貨ビットコイン(BTC)や化粧品製造・販売のエイボン・プロダクツに対する強気の投資が奏功したという。

ミラー氏が長年信頼しているBTCは、2019年6月に日足ベースで1万3,000ドルの大台を突破した。またエイボンは、2019年5月にブラジル同業のナチュラル・コスメティコス(Natura Cosmeticos SA)の買収後、エイボン株の6月30日までの投資利益率は155%以上と際立っている。

ミラー氏は、アマゾンやセキュリティシステム企業のADTなどにも投資しており、「現在の環境は株式市場にとっては、良い方向に思える」と述べている。

ウォール・ストリートジャーナルによると、2017年10月時点でミラーバリュー・パートナーズのファンドはポジションの約1/3をBTCで保有していたという。当日はBTC=600ドル程度であった。

2017年12月、ミラーが最も信頼をおいているファンドがBTCに投資したと語った。その時に既にBTC価格は、2,000ドルであり記録的な最高値となっていた。

このような動きからもミラー氏の投資戦略は際立っているといえる。

ミラー氏はかつて、BTC投資のオブザーバーであり、「BTCなどの暗号通貨が本当に成長性を見込めるのかどうかは、市場に資本を大きく投入するようなバブル的なきっかけが必要である」と語っていた。

現在は、ミラーファンドのパフォーマンスや特定の投資先や投資方法に関してのコメントを控えており、ファンドが投資するBTCの割合は明らかになっていない。

同ファンドの運用資産は1億2,600万ドルであり、ミラー氏は同社全体で23億ドル相当の運用を統括している。

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