楽天グループの連結子会社で暗号通貨交換業を運営する楽天ウォレット株式会社が、8月19日より暗号通貨の現物取引サービスを開始した。

楽天ウォレットは、顧客から預託された金銭(顧客資産)を楽天ウォレットの自己資産とは分離して、信託会社である楽天グループの楽天信託株式会社が提供する信託口座で管理(信託保全)する。

楽天信託は、その信託財産を楽天銀行の銀行預金口座にて管理する。また顧客の暗号通貨はすべて、インターネットとは隔離された環境下(コールドウォレット)で保管するとともに、秘密鍵も複数の署名を必要とするマルチシグネチャーで管理し、ログイン時、出金時、出庫時には、二段階認証を必須としている。

同社のスマートフォンアプリでは、24時間365日いつでも暗号通貨の購入・売却や取引口座への法定通貨の入出金、暗号通貨の入出庫などが可能だという。取引対象となる暗号通貨は、「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「ビットコインキャッシュ(BCH)」の3種だ。口座開設や口座管理、暗号通貨の購入・売却、入金の手数料は無料とした。

手数料のかかる取引

  • 日本円出金手数料:300円
  • 暗号通貨出庫手数料:BTC:0.001、ETH:0.01、BCH:0.01

楽天ウォレット株式会社は、2017年3月30日に暗号通貨交換所のサービスを開始。2017年9月7日には、資金決済に関する法律第 63 条の3第1項の規定による暗号通貨交換業者の登録申請書を関東財務局へ提出し、2019年3月25日に資金決済に関する法律に基づく「仮想通貨交換業者」として関東財務局への登録を完了した。

同社は2019年3月1日に、旧「みんなのビットコイン株式会社」から「楽天ウォレット株式会社」に商号変更しており、2019年4月15日から暗号通貨取引サービスの口座開設の受付を開始していた。