リブラ(Libra)

Libraのパートナーは誰もまだ資金を出していない。

BBCは23日、「Libra cryptocurrencyプロジェクト」に対し、20社のパートナーの内、どこもまだ資金を提供していないことが分かったと報じた。
Facebook側は2019年6月にパートナー各社はそれぞれ1,000万ドルをこのプロジェクトに投入すると発表したが、いまだにその目途は立ってないようだ。

先週、スイスのジュネーブで開かれたLibra Associationの第一回目の総会で、費用に関する議論は全くされていないようである。
Libraプロジェクトは、重要なパートナーが離脱するなどスタートから難航しているが、マーク・ザッカーバーグ氏は、Libraが金融機関を利用できない全世界の人々に必要な金融サービスを提供することができると議会で証言をする予定だと明かし、中国の国家主導の暗号通貨を警戒する必要があると規制当局を説得しようとしている。

先日、マスターカード、VISA、eBay、Mercado Pogo、Booking Holdings、Stripeなど多数のパートナーが同陣営から離脱するなど、Libraの将来は、急速に不透明になっている。
まだLibraは立ち上ったばかりであるが、アメリカの規制当局は依然厳しい姿勢を崩しておらず、パートナー各社もこれに委縮する形となっている。

果たして、パートナー各社が最初に約束している1,000万ドルの資金を出すところまで持っていけるのかどうか、そしてLibra協会は、アメリカ規制当局のプレッシャーを受け止め、これ以上のパートナー離脱を防ぎ、無事にプロジェクトを進められるだろうか、Libraが本当にスタートするのにはまだ課題が多く残る。

一方、今年8月に中国人民銀行の関係者は、Libraの法定通貨バスケットの中に人民元が入っていないことに反発し、 DCEP(Digital Currency Electronic Payment:デジタル通貨電子決済)を推進すると明かし、人民元をベースにするステーブルコインを中国の中央銀行が発行する案を発表している。

https://www.bbc.com/news/technology-50149719?fbclid=IwAR3UITGMXnUoDdUn_VN4nGvo0XqjES01IEN0YLIyqRYe_bYuotJkFFHu3j4