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ビットコイン価格が急騰した。2019年10月28日14時現在、 Coinmarketcap基準で1BTC=1,048,884円を記録している。

10月24日、 Coinmarketcap基準終値7,479円 まで落ち込んでいたビットコイン(Bitcoin)の価格は、24日の中国の習主席の関連発言を受け、大きく値上がりした。

習主席は、中国共産党政治局中央委員会18次集団研究会で、“ブロックチェーンテクノロジを機会と捉えるべき”であり、“開発方向と目標を明確に定め、投資を増やし、力を入れブロックチェーンテクノロジー開発を促進し、関連分野の革新を行うべき”と述べた。

この発表後の26日、中国13期全国人民代表大会の常務委員会第14次会議から提案されていた暗号通貨関連法案が通過した。この「暗号法」は、2020年1月1日から発効されることになる。

一方、この一連の動きは、マーケットに大きく影響し、ビットコインの価格は最大40%にまで跳ね上がり、主要暗号貨幣の価格は一斉に上昇の動きを見せている。

中国政府は、これまで表面的には暗号通貨や関連事業を合法的に扱っていなかったが、水面下では中央銀行である人民銀行がブロックチェーン技術でデジタル通貨を開発していたことを明かしているなど、ブロックチェーンと暗号通貨マーケットや産業に強い関心をもっていたとされる。
特にアメリカのフェイスブックのリブラ(Libra)に対抗するグローバルプロジェクトとして、国家主導の暗号通貨を開発するとしていたのが注目を集めてきた。

中国のこのようなアグレッシブな姿勢は、全世界のブロックチェーン業界にとって突破口になるニュースとなったようだ。
また、中国の追加的な動きによって、フェイスブックのリブラが米規制当局により身動きがなかなか取れなくなっている間、グローバルブロックチェーン産業の中心が中国に移動していく可能性も浮かんできたといえる。