韓国の大手自動車メーカーである現代自動車グループ(Hyundai Motor Company)のICT専門企業である現代オートエバー(Hyundai Auto Ever)が企業向けブロックチェーン市場を見据え、参入する。

現代オートエバーは、ブロックチェーンプラットフォーム企業であるラムダ256(Lambda256)及びブロッコ(Blocko)とブロックチェーンの技術開発と事業展開のためのMOUを締結したと発表した。これにより、3社はブロックチェーンプラットフォームの構築を含む、自動車産業のさまざまな事業を共同開発し、推進する予定だ。

これらの計画の最初のステップは、自動車産業の特性を考慮したBaaS(Blockchain-as-a-Service)プラットフォームをクラウド環境で開発し、ブロックチェーン技術を迅速かつ簡単に、ビジネスシーンに適用することができるようにする計画だ。これは、ビジネスに必要な様々なブロックチェーンソリューションをサポートし、スマートコントラクト、セキュリティ、暗号通貨ウォレットなど、顧客が簡単に使用することができるトータルサービスとして展開する予定だ。

これを基盤に、自動車、物流、部品、建設など、様々なビジネスにブロックチェーン技術を融合させる機会を見つけ出し、社内におけるトークンエコノミーの構築も明らかにした。さらに部品製造から中古車サービスにつながる車両のライフサイクル管理など、潜在的な価値が大きいと予想される様々なモビリティサービスにブロックチェーン技術を拡大適用する計画である。

現代オートエバーが主導するブロックチェーンを活用した中古車サービスプラットフォーム事業がブロックチェーンにおける民間プロジェクトに選ばれ、4月から本格的に稼働する。現代オートエバーは中古車買取から販売までの主要な履歴をブロックチェーンに記録し、中古車運行記録、事故履歴の偽造・変造などを防ぐためのプラットフォームを開発する予定である。

「ブロックチェーンインフラをサービスとして提供することで、ターゲットとする産業と顧客が持つ固有要件が融合し、機能するようになる。またオートモーティブ分野の専門知識とビジネスのノウハウを保有している現代オートエバーと共同で推進することで、産業内のさまざまな顧客に真の価値を提供することができるだろう」

Lambda256

「今回の現代オートエバーとのパートナーシップを通じて、新車購入から運行、管理、中古車売買まで車のライフサイクル全体にわたるブロックチェーンを活用したプラットフォームを構築することができる。多くのユースケースから活用・検証された技術を使用して、現代オートエバーのブロックチェーンエコシステム構築に寄与するだろう」

BLOCKO

「今回の共同開発事業は、車載、産業に大きな変化をもたらすことができる良い機会である。」

現代オートエバー
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