2019年4月24日、ドイツを本拠地とし、デジタル決済サービス事業を手掛けるワイヤーカード(Wirecard)は、ソフトバンク(SoftBank)から、9億ユーロ(約1,112億円)の投資を受ける予定だと発表した。

ワイヤーカードのプレスリリースによると
ソフトバンクのグループ会社が、転換社債を介してワイヤーカードに9億ユーロを投資する予定だ。

ワイヤーカードは、5年間、ソフトバンクが自由に株式へ転換可能な社債を発行する。条件は、ワイヤーカードの普通株式を6,923,076株(現時点において普通株式の約5.6%に相当)を1株当たり130ユーロで発行されるという。
新株予約権を除外した、この転換社債の発行は、2019年6月18日に開催されるワイヤーカード年次株主総会の承認を条件としている。

これに伴い、両社はデジタル決済ソリューション分野における戦略的パートナーシップに関する覚書(MoU)にも署名。
覚書に基づき、ソフトバンクグループは、ワイヤーカードの日本および韓国への進出を支援するとともに、ソフトバンクが投資している企業間における、デジタル決済、データ分析、AI、革新的なデジタル金融サービス分野での事業機会を創出を目指す。

プレスリリースでは以下のように述べられている。

「このパートナーシップは、高品質な顧客ポートフォリオ、革新的な資金調達ソリューションなど、デジタル融資分野における新商品およびサービスの共同開発・研究にも拡大するだろう。」

また、ワイヤーカードのCEOであるマーカス・ブラウン(Markus Braun)は、次のように述べた。

「グローバルイノベーターとして、私たちはネットワークの拡大と、革新的なアイデアを持つ企業のために機会の創出に重点を置いている。ソフトバンクとは、新しい技術に対する情熱を共有し、技術革新を先導するためのパートナーを世界規模で一緒に見つけていきます。更に、そういったパートナーシップを通じて、私たちは東アジア市場へ進出し、それはアジアにおける我々の地位をさらに強固なものにするだろう。」

ワイヤーカードプレスリリース:https://www.wirecard.com/newsroom/press-releases/newsdetail/wirecard-and-softbank-intend-to-form-large-scale-strategic-partnership-for-digital-payments/