高級時計ブランド、ヴァシュロン・コンスタンタンが「Les Collectionneurs」というコレクションで、ブロックチェーン技術の導入を始める。
5月20日、同社のホームページで発表された。世界で最も古い時計製造業者は、彼らが作る時計の認証を助けるため最新技術に目を向けている。

同社はスイスのジュネーブを拠点とする高級時計ブランド。
パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲと並び世界三大高級時計メーカーの一つとされ、現在はスイスのリシュモングループの傘下となっている。

ブロックチェーン技術を利用することで、模造品を排除し信頼性を保証することを見込んでいるという。
こうした取り組みは潜在顧客による模造品購入を防ぐだけでなく、それにより流通市場での同社の商品価値を高めることも視野に入れているようだ。

同社プレスリリースではブロックチェーン導入のメリットとして

「ブロックチェーン認証を導入することで、容易に偽造される可能性がある紙認証を代替できる」

と述べている。
またそのメリットの詳細についてこう説明している。

 「ブロックチェーン技術により、所有者が何度変更されてもその時計の生涯を通じて真正性を証明し、偽造を防ぐことのできる信頼性のあるデジタル証明書を作成することができる。唯一の番号が唯一の時計に割り当てられ、その2つは不可分となる。さらに時計の特性、価値、性質そして信憑性に関するデータの安全性についても担保される」

1755年に設立された同社の技術は、時計職人たちによって永く代々受け継がれてきた。今後は完全に復元されたビンテージ時計が、決して偽造されることのないデジタル証明書および真正の紙証明書とともに販売される。

ヴァシュロン・コンスタンタンは、リシュモングループの中で初めてブロックチェーン技術をテストする企業となる。同社は新しい認証方法が時計購入およびコレクションビジネスに革命をもたらす可能性があると考えている。ブロックチェーン技術の導入が成功すれば、ジャガー・ルクルト、カルティエ、パネライ、そしてラング・アンド・ゾーネなどの姉妹ブランドにその影響が広がる可能性がある。

ソース:https://presslounge.vacheron-constantin.com/digital-certification-of-authentification-with-blockchain-technology/