ロシア連邦証券保管振替機関(NSD)が2019年6月にデジタル資産の保存と活用のためブロックチェーンプラットフォーム「D3ledger」のローンチを予定している。

モスクワ証券取引所の子会社であるNSDは、有利な規制環境と暗号通貨市場発展の可能性を考慮し、管轄区域としてスイスを選択したという。

NSDのイノベーション部門で責任者を務めるアルチョム・ドゥバノフ氏は、D3ledgerのローンチにスイスを選択した背景についてこう述べる。

「スイスでは様々な種類の証券をトークン化することが法的に認められているというのが一番の理由だ。また市場に需要もあるためローンチするのに適している。」

D3ledgerは、下記の通り数種類のデジタル資産の安全な分散ストレージを提供する予定だ

ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨は預託証券としてD3ledgerに保管される。保管された暗号通貨はマルチシグネチャを持つスマートコントラクトを使用してメインチェーン内で凍結され、それに相当するトークンがD3ledgerで発行される。

D3ledgerにおけるすべての業務は、SoramitsuがHyperledgerコンソーシアムと開発する「Hyperledger Irohaフレームワーク」を使用して実行される。

ドゥバノフ氏はD3ledgerの強みについてこう説明する。

「D3ledgerの背後にある考え方は、パブリックネットワークとプライベートネットワークの組み合わせることだ(中略)これにより保持する資産は分散され、顧客が取引所でビットコインを保管するような保管リスクがない。」

同氏によると、次のステップとして取引相手にリスクを与えることなく店頭取引を開始できるように、信頼性の高いステーブルコインをプラットフォームに追加する予定だ。

ウィンクルボス兄弟が運営する暗号通貨取引所ジェミナイが発行するステーブルコイン、ジェミナイドルを使用する可能性も検討しているという。

ソース:https://forklog.com/nrd-zapustit-blokchejn-platformu-dlya-security-tokenov-v-shvejtsarii/
ソース:https://d3ledger.com