ウクライナ国立銀行(NBU)は、国家暗号通貨「eグリブナ」発行の可能性についての精査を継続している。
そのテスト結果が規制当局が発表した分析レポートで明らかになった。

NBUは分析レポートの中で、2月に終了したeグリブナプラットフォーム実装のためのクローズドパイロットテストの結果について報告した。
パイロットテストでは数量を限定したコインが発行され、NBU従業員、ボランティア企業、世界銀行の専門家で構成されるワーキンググループによって管理テストが行われた。

NBUのセルゲイ・ホーラド副総裁は今回の分析レポート発表に際し、直面する課題についてこう述べた。

「パイロットテストは、実証実験というだけでなく新たな疑問を生み出した。国家暗号通貨は決済市場のエコシステムにどんな影響を与えるだろうか。ユーザー、ベンダー、および市場参加者からeグリブナの需要はあるか。どんな技術が使われるべきか。eグリブナを使った取引の匿名性レベルはどの程度に設定すべきか。我々だけではなく、世界中の中央銀行も現時点ではこれらの問いに対する正確な答えを持っていないはずだ。」

ウクライナ規制当局は分析レポートの中で、eグリブナ導入可能性について探求し続けるつもりであることを強調している。

NBUによるウクライナの国内暗号通貨の作成は、2016年末から議論され始めた。国立銀行が開始した「キャッシュレス・エコノミー」というプロジェクトの一環として、2017年6月からeグリブナをテストするパイロットプロジェクトが開始されていた。

ソース:https://forklog.com/natsbank-ukrainy-predstavil-rezultaty-testirovaniya-e-grivny/

分析ノートリンク: https://bank.gov.ua/doccatalog/document?id=96166826