2019年6月14日、東証マザーズ上場の株式会社アイリッジ(証券コード:3917)の連結子会社でフィンテック事業を展開する株式会社フィノバレーは、同社が手掛ける電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した電子地域通貨「アクアコイン」を千葉県木更津市役所窓口での証明書発行等の手数料支払いに対応したと発表した。

「アクアコイン」は君津信用組合、木更津市、木更津商工会議所の3者が連携し導入を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できる電子地域通貨だ。

利用者は加盟店に設置された二次元コードを読み取ることで手軽に決済できる。また加盟店は二次元コードの設置のみで初期導入費用負担が少なく簡単に即座に導入が可能で、売上金として入金されたコインは預金口座へ換金入金するだけでなく、コインのまま他加盟店への支払い(送金)にも使え、域内のお金の循環を活性化できる仕組み。

​今回市民サービスの向上および窓口業務の負担軽減を図ることを目的としている。アクアコインでの支払い対象となる手数料等は以下のとおりだ。

対象となる手数料

  • 税務関係証明及び閲覧手数料
  • 戸籍関係手数料
  • 住民票関係手数料
  • 自動車臨時運行許可手数料
  • 船員関係手数料
  • 諸証明手数料
  • 住民票広域交付手数料
  • 通知カード再交付手数料
  • 個人番号カード再交付手数料

衛生使用料(保健衛生使用料)

  • 火葬場使用料

「アクアコイン」の対象者は無料のアプリをダウンロードしたユーザーとし、利用可能な店舗としては千葉県木更津市の450店舗だという。

また、チャージ可能場所は、君津信用組合営業店舗窓口および、観光案内所や市内のイオンタウン等にある専用チャージ機でチャージが可能だという。
チャージの上限金額は10万円としており、交換単位は1円=1コイン、有効期限は最終利用日から一年後の当月末日(ポイントは付与日から一年後の当月末日)としている。

今後の展開について発表では以下のように述べている。

「アクアコインは、行政と金融機関、商工会議所が連携して取り組む全国初の電子地域通貨として、地元商店と住民の交流を促す各種イベントや市民総出のまちづくりを目指す行政ポイントの導入など、地域に根差した取り組みを多数行ってまきた。今後は市役所窓口での利用状況を見つつ市税納付対応や行政サービスと絡めたさまざまな活用方法を多角的に検討していく。」