2019年6月17日、不動産テックのツバイスペースは、全国の司法書士法人らが参画する信託制度保障協会と、スマートコントラクトを活用した信託支援システムを開発提供することを発表した。

特許取得済みのブロックチェーン・スマートコントラクトを利用し、相続関連の信託支援システムを開発提供するという。今後は地方銀行などと連携して、相続関連の新サービスも開発することで合意。

信託制度保障協会は、信託契約書自動作成サービスである「雛形さん」を、ベータ版として既に提供開始している。今回それらをベースにして同協会は、ブロックチェーンの特許を既に複数取得しているツバイスペースと、ブロックチェーンによる改ざん防止・セキュリティー向上並びに、スマートコントラクトによるフルトラストシステム機能を付加し、世界最先端の技術基盤の上でのトータルソリューションを提供することで合意した。

ブロックチェーンと信託システムは改ざん防止とセキュリティーという点で、非常に相性がよく、ツバイスペースの既に発表している不動産、建設ソリューションに続き、金融分野でもブロックチェーンの実ビジネスへの応用が期待される。

ツバイスペースは、いち早くブロックチェーンをビジネスチャンスと見極め、特許を取得・開発。その後各業界のNo.1パートナーとソリューションを提供するという形をとる。今回は、全国の司法書士法人らが参画する信託制度保障協会へ相続関連のブロックチェーン・スマートコントラクトソリューションを提供することとなる。

信託制度保障協会のリーガルテック担当理事は、以下のように述べた。

「世代間の想い・資産の安全・確実な移転を機能とする信託業務とブロックチェーンの相性は非常にいいと考えている。プログラムによる信託契約書の自動作成機能等を開発しつつ、業界の動向に注目していた。今回のブロックチェーン及びスマートコントラクトの導入により、相続に関するより確かなソリューションを、日本発で世界に提示できるよい機会となるだろう。まずは相続関連のサービスへの安全な導入を行い、将来的には信託業務などの効率化に寄与するだけでなく、資産管理、事業承継等に関する新時代のサービスの開発につながると期待している。」