フェイスブックの独自暗号通貨「リブラ(libra)」に関して「フェイスブックの暗号通貨と個人情報保護に関する事項の検討」という題目の公聴会が7月16日米国東部標準時(EST)の午前10時に開かれる予定だ。

米国の上院銀行委員会は5月9日にフェイスブック宛てに7つの質問を記載した公開書簡を送っている。銀行委員会はその書簡を通じて、リブラプロジェクトの詳細や規制の履行などの内容を共有することを要請した。

公開書簡の内容

  1. 暗号通貨ベースの支払いシステムはどのように機能するのか?またすべての法的要件および規制要件を確実に満たすために金融規制当局にどのようなアウトリーチをするつもりなのか?
  2. 新しいプロジェクトは消費者のプライバシー情報をどのように保護するのか?
  3. Facebookが他の金融機関から受け取るユーザーの金融情報は何か?
  4. 受け取った金融情報で何をし、またそれをどのように保護するのか?
  5. Facebookによるユーザーの金融情報の取り扱いは、第三者機関と共有または販売されるのか?
  6. Facebookは、信用、保険、就職、住居に関連する製品やサービスのマーケティングのために使用される個人の信用度、信用状態、信用力、性格、一般的な評判、個人的特性に関する情報を持っているのか?
  7. Facebookは、個人の信用度、信用状態、信用力、性格、一般的な評判、および/または個人的特性に関連する情報が公正信用報告法に違反して使用されないことをどのように確認するのか?

また、「リブラ(libra)」のホワイトペーパーの公開日には、米国下院金融委員長のマキシン・ウォーターズ氏が当局による規制検討とそれに伴う措置があるまで、プロジェクトの開発を中断するように要請している。

Facebookは、銀行委員会が送った書簡にまだ返信を送信していない。また同社は「リブラプロジェクト」に対する規制当局の質問や懸念に対し、公聴会を介して回答するという立場を表明している。

一方、公聴会は公開放送される予定であり、詳細不明だ。また参加者の情報は今後公開される予定であるという。