2019年6月25日、ブルームバーグによると米大手銀行のJPモルガンチェース(JPMorgan Chase)は、自社で開発したデジタルマネー「JPMコイン」を早ければ今年中に、試験的に顧客向けサービスとして提供するという。

顧客は企業間の支払いや債券取引などの取引をスピードアップするという最終的な目的でテクノロジーを試してみる形だ。報道によるとこの試験は規制当局の許可が最終的に許可されるという前提で行われるという。

2019年、「JPMorgan Chase 2019 Investor Day」で事業計画を公開したJPMコインは、JPモルガンがグローバル決済分野に注力に掲げている重要なプロジェクトだ。即時決済サービスを狙ったステーブルコインは、分散台帳技術を使用し、暗号通貨と似たモデルを採用している。

JPMコインはステーブルコインとして機能し、トークンと引き換えに銀行に小額の現金が入金され、許可された分散元帳を介して転送される。受取人はJPMorganでトークンから現金に引き換えることができる。

米ドルに連動する予定だったが、他の通貨にも拡張される予定だ。

計画の発表当初、JPMコインは銀行内部での使用及びJPモルガンの主要取引先を対象とした海外送金、請求に使われるだろうという発表だったが、JPモルガン・チェースCEOであるジェイミー・ダイモン(Jamie Dimon)の発言から、今後商用化される可能性もありそうだ。

フェイスブックが「リブラ(libra)」を発表し、ステーブルコインに注目が集まる中、米国銀行で初めてブロックチェーンを活用したデジタルマネー「JPMコイン」が金融業界にどのような変化をもたらすことになるのか注目だ。

https://kr.thenodist.com/articles/32260