2019年6月25日、株式会社Daisyは、株式会社リミックスポイント(証券コード:3825)から第三者割当増資による出資を受けたことを発表した。

今回の出資は同社がコアコンピタンスとするブロックチェーンAIプラットフォーム「Daisy」の開発を主目的とするものだ。

株式会社Daisyは、東京大学の松尾研究室出身である大澤特任准教授を創業者としたスタートアップ企業だ。ブロックチェーンを基盤技術として活用することによりAIの予測精度を向上させたオープンソースプラットフォームを開発していることで注目を集めている。「Daisy」の プラットフォームでは、非中央集権型の仕組みを用い、世界中の人が AI を共同制作できるようにすることで、中央集権的な座組みの中で制作されるAIでは限界に達しつつある予測精度の向上などの根本課題を解決することを目指している。未来予測の精度を向上させることで、社会に存在する不確実性を軽減し、産業効率改善を図るAI技術力に強みを持つ。

株式会社リミックスポイントは事業領域の一つである電力事業を実施しているだけでなく、子会社に暗号通貨交換所BITPoint(株式会社ビットポイントジャパン)」を運営。AIやブロックチェーン技術を活用することで、既存事業の更なる成長を推し進めるとともに、新規事業領域を開拓していくことで、グループ全体としての収益基盤の安定化と多様化を進める。

具体的な取り組みとして以下の2点を掲げている。

  1. AI・ブロックチェーンを活用した電力需給管理システムの開発
  2. AI・ブロックチェーンエンジニア育成プログラムの共同企画 

リミックスポイントは、今回の提携を通じて、エネルギー関連事業において最適且つ安定的な電力需給管理体制の構築や価格予測システムの構築などを進めるという。

また、金融関連事業においては、最適な暗号通貨ディーリングシステムの構築やトレーディングソフトの開発を進めるとしている。
また、今回の出資を契機として、AI・ブロックチェーンエンジニアを中心とした人材や起業家の育成プログラムの共同企画・運用を図り、業界の育成にも貢献する意向だ。